コロナ禍で開催が見合わされていたオアフ島の夏の恒例イベント「50TH STATE FAIR」が2023年、ついに再開されました。ステート・フェアの起源は品評会・競技会で、そこに人が集まるため娯楽イベントが同時に開催されたことがはじまりの様です。今でも本土の州によっては品評会としての色合いが色濃く残っている場所もあるようですが、ハワイのステートフェアは期間限定のテーマパーク、移動遊園地がやってくる!と言ったイメージでしょうか。
開催期間は5月26日から7月9日。開催場所はアロハスタジアムの駐車場部分です。初夏の気持ちの良い時期に楽しめるイベント。我々は夕食後、夕暮れ時から参加しましたが、沢山の人達で賑わっていました。
50TH STATE FAIRがハワイに帰ってきました!迫力のサーカス「Cirque Ma’Ceo」も楽しめます!
2023.07.03パーキングは車一台につき $9.00。キャッシュオンリーでしたので、事前にご用意ください。入場の際にはFUN PASSというものを購入し、そのカードにチャージされたポイントから入場料含め、全てのアクティビティを決済します。入場料は一人100ポイント($10相当)、40インチ以下(101.6cm以下)のお子様は無料です。
まずはお目当てのサーカスに向かいました。クラシックな白いテントが出ていてすぐに見つけることが出来ました。
私は席を事前にオンラインで購入し、
(https://tickets.ekfernandezshows.com/#/event-details/cirque-maceo)、
QRコードを見せる形で入場しましたが、ウォーク・インも受け付けていました。プライスは上演時間により異なり、
2 PMの部のチケットは
General Admission – 50 credits ($5)
VIP Ring-Side Seat – 100 credits ($10)
5 PM / 7 PM / 9 PM の部のチケットは
General Admission – 100 credits ($10)
VIP Ring-Side Seat – 150 credits ($15)
でした。このインフレのアメリカで随分とリーズナブルです!
さて、天幕を潜ると不思議な世界!サーカスと言えばシルク・ド・ソレイユも好きで何度も見ましたが、こちらは規模感とスタイルが子供の頃思い描いたサーカスのイメージそのままで、違うワクワク感がありました。
なんでも、ヨーロッパの古くからのスタイルを保っているそうで、ショーの間は現代のテクノロジーを忘れて、人と動物の鍛錬によるエンターテイメントを楽しんでもらいたい!という想いがあるようです。
2歳の息子にとっては初めての観劇。張り切って一番前の席を取ってしまいましたが、着席してからこの暗がりと音、独特の雰囲気、果たして大丈夫か、、、と不安がよぎる母(私)。
しかし、開演前にパフォーマーの方の一人が子供達のためにゆっくり騎乗して回ってくれて、馬に触らせくれたり、空気を解して下さったので、心配は杞憂に終わりました。流石全年齢ショー、分かっていらっしゃる。有り難い気配りです。
子供が喜ぶ小動物の可愛い芸から、華麗なダンス、アクロバットな曲馬、スリル満点の綱渡りと、大満足の一時間弱のパフォーマンスでした!
1840年代から続く、ジプシーのルーツを持ったサーカスの家系とのことで、小さな女の子ももう立派に馬に乗り、次の世代と紹介されていました。この様な機会でないと中々目にできないパフォーマンス。嬉しかったです。
サーカスを見終わった頃には日が暮れて、ライトが煌めき日中とは違う景色が広がっていました。お子さんにとってはこの公然とした夜遊び感、日本のお祭りに近い感じですごく楽しめると思います。特設だからと侮るなかれ、乗り物も観覧車や空中ブランコ、絶叫系など定番の物は全てありました。
端っこの一角は、ゲームセンター?的屋?の様な感じで、商品(主にぬいぐるみ)が獲得できる色んな屋台が並んでいました。また特設ステージでは音楽やダンスのパフォーマンスも行われていました。敷地内は飲食も全てFUN PASS決済で、ポイントが足りなくなれば途中ベンダーマシーンでチャージができました。
ステートフェアは毎年開催されており、今年は今週末(7月9日)までです。
どうぞハワイの気持ちの良い夏の夜を楽しんでいらしてください。
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