ハワイのローカルフードの「ポケ(poke)」は、魚介の切り身を調味料で和えたもの。白飯にポケをのせた「ポケ丼」は、ハワイの代表的なB級グルメです。
ポケとは、ハワイ語で「小さく切る」「(横方向に)スライスする」という意味。古代ハワイでは、魚は重要な食糧であり、マグロなどの魚を捕獲していました。その魚は、ティーリーフに包んで蒸し焼きや焼いて食べるなどが主流でしたが、鮮魚を小さく切って、海水の塩、海藻、ククイの実をすり込んだものも、食べていたそう。これが、ポケの始まり。その後、他国からハワイへ人々が訪れることによって、ポケは進化し、醤油やゴマ油などが取り入れられたと言われています。