ハワイ出身のクリストファー・マコト・ヨギ監督作品が東京で上映!

2024.11.15

ハワイ出身の映画監督クリストファー・マコト・ヨギ氏の作品「アキコと過ごした8月」「シンプル・マン」の2作が、「Cinema at Sea - 巡回映画祭 in 東京」で上映されます。今回の上映は、昨年11月に開催された第1回「Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭」の巡回映画祭の一部で、東京のキネカ大森にて11月22日(金)〜12月5日(木)まで。

クリストファー・マコト・ヨギ監督は、昨年の「Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭」にてディレクター・イン・フォーカス部門で特集されました。今回上映される2作はハワイの各所で撮影されており、幻想的なストーリー展開とハワイの風景が楽しめる内容となっています。

映画監督 クリストファー・マコト・ヨギ
ハワイ州ホノルル出身。長編デビュー作『August at Akiko's』は、2018年にロッテルダム国際映画祭でワールドプレミア上映され、批評家から高い評価を受け、ニューヨーカー誌「2019年のベスト映画」にリストアップされました。第2作目「シンプル・マン」は、2021年のサンダンス映画祭の米国ドラマ部門でプレミア上映されました。
ヨギ監督はこれまで、サンダンス脚本家・監督ラボ、IFPフィルムウィーク、フィルムインディペンデントのファストトラックに参加し、ジェローム財団助成金とシネリーチ助成金を受賞。短編映画は、ドキュメンタリー『Occasionally, I Saw Glimpses of Hawai‘i』『Makoto: or, Honesty』、フィクション映画『Obake (Ghosts)』があり、2009 年の作品「Layover, on the Shore」は、ビッグアイランド映画祭で最優秀ハワイアン短編賞を受賞しています。

映画「アキコと過ごした8月」
夢と現実と記憶の狭間を漂い、独自の時間を刻む神秘的な作品。 スーツケースとサックスだけを持って、世界を飛び回る音楽家、 アレックス・ チャン・ハンタイ (ステージネーム 「ダーティ・ビーチ」「ラスト・リザード」)が、10年近く離れていたハワイ島に帰ってきた。 取り憑かれたように サックスのソロを吹き、物思いにふけりながら散歩する中、アレックスはアキコという女性が経営する仏教徒向けのベッド・アンド・ブレックファストに偶然出くわす。 ハンタイのワイルドなサックスとアキコの梵鐘が、思いがけない新しい友情を取り巻く音の網のように、観客を包み込む豊かなサウンドトラックのベースを形成していく。

映画「シンプル・マン」
ハワイのオアフ島ノースショアの田園地帯、死期の近づいた老人に過去の幽霊が訪れる。全4章で構成される本作では、家族の歴史と神話、夢のロジックとシュールレアリスムが入り混じり、父親の死に直面する分裂した家族の時間が万華鏡のように切り替わる。現代ホノルルの高層ビルから第二次世界大戦前のオアフ島の田園風景へ、そして、最終的にはあの世へと観客を導いていく。

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